約 1,401,523 件
https://w.atwiki.jp/ps4borderbreakimage/pages/266.html
ツィーゲルラケーテ ツィーゲルラケーテU ZR-ヤークト ZR-ゲヴァルト ZR-ヘルシャフトZR3M1 ZR3M2 ZR3M3 ZR3M4 ZR3M6 ©SEGA
https://w.atwiki.jp/ggenew/pages/125.html
シナリオ攻略 CAPITAL ボーナス CLEAR BREAK1 BREAK2 10000 ACE POINT ボーナス 1位 2位 3位 +50 +40 +30 初期配置 自軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 備考 シャイニングガンダム ドモン・カッシュ 1 ガンダムローズ ジョルジュ・ド・サンド 1 ドラゴンガンダム サイ・サイシー 1 ガンダムマックスター チボデー・クロケット 1 ボルトガンダム アルゴ・ガルスキー 1 ガンダムシュピーゲル シュバルツ・ブルーダー 1 敵軍 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント 備考 マスターガンダム 東方不敗マスター・アジア 1 デスビースト ゾンビ兵 7 デスアーミー ゾンビ兵 18 備考 敵軍増援 WB1 ドモンがマスター・アジアを撃破 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント 備考 デスバーディ ゾンビ兵 6 ガンダムヴァサーゴ シャギア・フロスト 1 ガンダムアシュタロン オルバ・フロスト 1 ドートレス・ウエポン 新連邦兵 9 リーダーは各能力値+3 ピレネー 新連邦士官 2 ドートレス(艦載) 新連邦兵 3×2 リーダーは各能力値+3 MAP南側に出現 WB2 マスターユニットがシャギア、オルバを撃破 オルバ撃破時にジョルジュ、チボデーが離脱 シャギア撃破時にサイ・サイシー、アルゴが離脱 WB発動でシュバルツ離脱、ドモンがスーパーモードに 機体 パイロット(艦長) 出撃数 ポイント 備考 マスターガンダム 東方不敗マスター・アジア 1 デビルガンダム キョウジ・カッシュ 1 ジョンブルガンダム ジェントル・チャップマン 1 ネロスガンダム ミケロ・チャリオット 1 デスビースト ゾンビ兵 3 デスバーディ ゾンビ兵 18 ガンダムヘッド DG細胞 2 戦艦 デスアーミー(艦載) ゾンビ兵 3×2 MAP北側に出現 攻略 敵はすべて前方に出現、どんどん進撃していこう。 崖、森林と移動の邪魔になるものが多いので飛行可能、もしくは移動力が高いユニットがあると楽。 ステージ1とはいえマスターガンダム、デビルガンダムの二機はかなり強力な攻撃を連発してくる、迂闊に攻撃範囲に飛び込まないよう気をつけよう。 なお、WB2後のシャイニングガンダムのスーパーモードはテンションに関わらずその状態が維持される特別仕様である。 次STAGE STAGE2 復活のデビルガンダム
https://w.atwiki.jp/gods/pages/127743.html
グスタフフォーゲルフォンフリーゼンホーフ(グスタフ・フォーゲル・フォン・フリーゼンホーフ) ドイツのオルデンブルク大公の系譜に登場する人物。 男爵。 関連: アレクサンドラゴンチャローヴァ (アレクサンドラ・ゴンチャローヴァ、妻) ナタリーフォーゲルフォンフリーゼンホーフ (ナタリー・フォーゲル・フォン・フリーゼンホーフ、娘)
https://w.atwiki.jp/generation-overworld/pages/116.html
ユニット 図鑑 機体名称 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 交換ポイント 計算用サイズ A1■ シャイニングガンダム 28700 515 M 13300 138 27 27 28 6 B C A - B A2■ ゴッドガンダム 57000 785 M 14580 166 30 30 35 7 B C A - B ゴッドガンダム(ハイパーモード) 生産不可 - M 14580 166 33 33 38 7 B C A - B A3■ ガンダムマックスター 27900 500 M 12900 138 28 25 27 6 B - A - B A4■ ドラゴンガンダム 28200 505 M 13080 138 27 24 31 6 B C A - B A5 ガンダムローズ 27800 495 M 12890 138 26 28 27 6 B - A - B A6■ ボルトガンダム 28500 510 M 13640 144 29 29 22 6 B - A - B A7 ガンダムシュピーゲル 42000 615 M 13500 160 28 28 32 7 B C A - B A8■ ライジングガンダム 26100 460 M 11530 138 24 24 26 6 B C A - B B1 マンダラガンダム 27800 455 M 13150 132 26 24 27 6 A B - - C B2 ネロスガンダム 27800 500 M 13100 128 25 25 27 6 B - B - C B3■ ガンダムヘブンズソード 44000 650 L 14240 160 30 27 37 7 B A - - - B4■ ジョンブルガンダム 27300 495 M 13560 140 26 24 25 5 B - A - C B5 カッシング 15700 495 M 9000 100 16 15 24 5 - - A - C B6■ グランドガンダム 66800 650 XL 17600 166 32 35 20 5 - - A - - B7 ノーベルガンダム 28100 480 M 12490 132 25 22 29 6 B C A - B ノーベルガンダム(バーサーカーモード) 生産不可 - M 13690 132 30 24 35 6 B C A - B B8■ ウォルターガンダム 46500 650 L 14000 166 29 29 33 7 B A - - A C1 クーロンガンダム 30100 615 M 14200 166 28 28 28 6 B C A - B C2 マスターガンダム 57000 785 M 15330 166 30 30 35 7 B C A - B C3■ グランドマスターガンダム 103700 1060 XL 27600 198 40 40 25 5 A - A - - C4■ ブッシ 13400 300 M 8230 80 13 13 17 5 B C B - C C5■ ノブッシ 14600 350 M 9120 94 15 15 17 5 B C B - C C6■ ファントマ 19400 440 L 11200 138 20 20 23 6 A A - - - C7■ デスアーミー 17300 390 M 9800 106 17 17 20 5 B - B - B C8 デスビースト 20 16 18 - A C D1 デスバーディ 17 17 22 6 A - - D2 デスバット 27000 470 M 12200 106 24 24 28 7 B A - - - D3 デビルガンダム 112400 1050 XXL 24000 198 35 35 20 5 B - B - - D4 デビルガンダム(第2形態) 生産不可 - XXL 26400 198 36 36 20 4 B - B - - D5■ デビルガンダム(最終形態) 101300 1180 XL 28000 198 38 38 20 6 B - B - - 登場29種 前の『機動戦士Vガンダム』へ行く 次の『新機動戦記ガンダムW』へ行く
https://w.atwiki.jp/strand-bibles/pages/98.html
共通設定 ABOUT 性別:男性 年齢:32歳 身長:188cm 体重:67kg 聖堂騎士団情報参謀。 途方も無い情報収集・処理能力を持ち、団内で唯一、教会圏各地に散らばる団員全員の現状を常に把握している。 莫大な情報を生かした団長・副団長の補佐、時には作戦立案までもをこなし、果ては駐屯先の宿の手配から各名物件の確認、贈答品の選定など、その仕事振りは枚挙に暇が無い。 上層部から送られてくる情報は確度こそ高いもののその「鮮度」に不満を持っており、現在では小規模ながら団内に専任従士を抱えた諜報部署(のようなもの)を設置し、正規の諜報部とは別に諜報活動を行っている(これによって司令部によって恣意的な取捨選択が行われるより前のより「鮮度」の高い情報を入手できる)。 聖堂騎士団内でもかなりの技量を持つ使い手であり、レイピアの形状をした専用レンジブレイカーを持つ。 その銃身を兼ねた細身のブレードで攻撃をいなし、さらに左手には特殊処理が施された小型シールド「ライエンシュピーゲル」を装備し、威力の低いの魔法やクリフォトであれば打ち消すなど、剣、魔導攻撃に対して高い防御力を誇る。 PROFILE ※現在未定。 EXTENT 沈着冷静な知性派だが、駄目なものを看過できない完璧主義な性格が嵩じて団内屈指の世話好きになってしまっている。 また、極端かつ重度のワーカホリックで、趣味は仕事。彼の神がかった情報能力は、病的なまでのこの性向に由来するものといっても過言ではないだろう。 登録タグ一覧:キャラクター スウィフトガルド王国のキャラクター 共通設定 聖堂騎士団
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/24576.html
神羅フリューゲル・ムーン SR 自然/光文明 (3) クリーチャー:ルナティック・エンペラー/セイント・ヘッド/ガーディアン 8500 ■マナゾーンに置く時、このカードはタップして置く。 ■究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。 ■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。そのクリーチャーのパワーは+5000され、攻撃できない効果は無効になる。 ■W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) 作者:Tai_Integer 解説 フレーバーテキスト 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aohitolov3/pages/638.html
ビルヒーゲル タイプ 艶妖 タイプ デモン 種族 魔種 ジョブ アタッカー HP 350 ATK 10 DEF 30 コスト 20 アビリティ 召喚 なし 覚醒 なし 超覚醒 孵し針 彼女は、父に連れられて突然やってきました。 父はいつも、満面の笑顔で彼女を自室に招き入れ、二人きりで長い時間を過ごしました。 その間、私は一人とり残されてしまうので、ずいぶんと寂しい思いをしたものです。 けれど、私は、父を奪った彼女をどうにも嫌いになれませんでした。 彼女は、不思議な人でした。 素朴で優しそうな目元が亡き母そっくりで、私は彼女を見るたび、胸が苦しくなるのです。 ですが父は、少し遊び慣れていそうな、きつい目元が彼女の魅力だと語りました。 そんなにも印象が違うものかと、私は不思議でなりませんでした。 それに、あの香り…彼女はいつも、すれ違うだけで頭の芯が揺さぶられるような、 甘い香りをまとっていました。 そんな日々が続くうち、二人が部屋に閉じこもる時間は日に日に長くなっていきました。 そして、二人が部屋から出てくるたびに、父はどんどん艶やかになり、 目はうつろになって行きました。 私はなんだか、とても不安になっていきました。終わりが近づいている気がしたのです。 案の定、その日はやってきました。 父の自室から、二人ではなく、彼女だけが出てきたのです。 私はすぐに悟りました――あぁ、父はいなくなったんだ。 そして、すぐに思いました。もう、“終わり”なんだと。 私は悲しさのあまり、泣きじゃくりました。 父がいなくなり、この家に用がなくなった彼女は、やはり私に別れを告げました。 もう終わりなの?お別れなの?行かないで―― 私は、寂しくて寂しくて、彼女にすがりつきました。 「大丈夫、寂しいことは無いわ」 しかし彼女は、母そっくりの笑顔でそう言うと、 まっ白で、もごもごと動くそれを見せてくれました。 「ほら見て、お父さん頑張って、たくさんたくさん生んでくれたんですもの。 みんな、あなたの兄弟たちよ」 身長 あなたの理想の女性に 体重 あなたの理想の体型に 最高速度 早くて3日 目的 繁殖 産み付ける対象 男のみ 養育方針 預けて放任 イラストレーター naked
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/53.html
歴代主人公が兄弟だったらpart28 ガンダム一家、南へ(後編) 逆襲のガンダム ギンガナム「一番槍はァ!武人の誉れぇえええええ!!」 星空の闇を、ターンXの右腕から放たれたビームが切り裂く。 ギンガナム「どわあああああああっ!」 その反撃は、数百にも及ぼうかというビームだった。 ギンガナム「び、びっくりしたのである…」 ビーム自体の出力はそれほど高くなかったせいもあり、ターンXのIフィールドは 命中弾の全てを弾く。 メイリン「MSクラスの熱源多数…か、数え切れません!」 バルトフェルド「デス軍団、いよいよお出ましということだな。 本艦は現場に固定! 迎撃戦用意!」 ダコスタ「CIWS、連装レールガン起動! ミサイル発射管、ヘルダート装填!」 ラクス「キラとアスランにミーティアを!」 ロラン「あまり、出力が高くなくて助かってますが…」 Iフィールドを薄く、広く展開して二隻の戦艦と 対ビーム兵装を持たないMSを庇うターンエー・ガンダム。 シロー「これじゃあ、身動きがとれんな」 アムロ『各員、上と下にも気をつけろ。 足止めして挟撃は常道だぞ』 フィンファンネルのIフィールド・バリアで身を護りつつ、セッターを駆って 左翼へ展開するνガンダム。 ソシエ『あたしの出番ね!』 バーニィ『ちょ、ちょっと待った!』 ロラン『バーニィさん、ソシエお嬢さんをお願いします!』 ホエールからひょいと飛び降りるカプルと、それをあわてて追うザク・マリンタイプ。 Iフィールドの傘の中から直接海中へとダイブした。 シーブック「サナリィからF-90のMタイプでも借りてくりゃ良かったな… ん? …刹那?」 刹那「刹那・F・セイエイ。 エクシア、デスネイビー迎撃を行う」 海に飛び込むエクシア。 ウッソ「じゃあ、“上”は任せてもらいます!」 光の翼を広げ、ビームシールドで守りながら高度を上げるV2ガンダム。 こちらも元はバカンスと言うことで、アサルト、バスターの両兵装は未装着である。 セシリー『シーブック?』 シーブック「俺たちは右へ回ろう。 ビームシールドの出力に気をつけて」 セシリー『判ったわ』 ビームシールドを展開し、独特の推進音を響かせながら、F-91とビギナ・ギナが 右翼へ回り込む。 メイリン『接近する飛行物体! デスバーディです!』 ヒイロ「突破口を開く!」 ゼクス「付き合おう」 ビームの雨を、ガンダニュウム合金の堅牢さに物を言わせて上空へ突破。 ツイン・バスターライフルと、メガ・キャノンの大出力ビームが夜の海に映える。 この攻撃で数十機単位のデスアーミーとデスバーディが爆発、あるいは蒸発し、 飛来するビームの数が、目に見えて激減した。 キラ「アスラン!」 アスラン「突っ込むぞ!」 ミーティアとドッキングしたストライク・フリーダム、インフィニット・ジャスティスが飛び出す。 ストライク・フリーダムがその火力で突入路を切り開き、インフィニット・ジャスティスが デスアーミーに肉薄、ありったけのミサイルをばら撒いた。 カミーユ「ファ、ロザミィ、無理をするなよ!」 ファ「カミーユこそ無茶しないでね」 ロザミィ「ふっ…空でギャプランに追いつけるモノなどいない!」 V2に続いてMA形態で空中戦に挑むカミーユたち。 ジュドー「ルー、俺たちが正面だけど、無理しなくていいからな」 ルー「判ってるって。 ジュドーもあんまり出過ぎないでよ?」 エル「ルナマリアさん、行くよー」 ルナマリア「いいわ、行ってちょうだい!」 Gフォートレスとウェーブライダー形態のZプラス、赤いガナー・ザクウォリアーを載せた メガライダーが海面ギリギリを侵攻する。 空の上からはウィング・ゼロとトールギスⅢの砲撃は続いており、 さらに二機のミーティアがいいように戦線をかき回している。 すでに迎撃のビームは散発なものになっていた。 カガリ『ストライク・ルージュ、カガリ・ユラ・アスハ! 出るぞ!』 ラクス「カガリさん、キラとアスランのこと、お願いします」 カガリ『まかせておけ!』 バルトフェルド「………」 ダコスタ「………」 メイリン「………」 ラクス「? あの、何か?」 バルトフェルド「あー、いや、たいしたことじゃないんだ、うん…」 ラクス「??」 ステラ「うぇ~~い♪」 数こそ多いが、動きの鈍いデスアーミーは、MA形態のガイア・ガンダムをまともに捉えられない。 それをいいことにステラはデス軍団を好きなように切り崩していた。 シン『ステラ! 一人で前に出すぎちゃ駄目だって!』 ステラ「うぇい。 シンも一緒だから平気♪」 ビーム突撃砲が火を吹き、金棒を振りかぶるデスアーミーを貫く。 シン『いや、だから…』 シンはアロンダイトでデスアーミーを切り伏せつつ、 めぐるましく位置を変えるガイアを必死で追いかけた。 胴部側面の装甲が開き、MS用のステップになる。 マイ『今グリップを出します』 Ez-8とグフ・カスタムの目の前に、しっかりしたグリップ・バーが延びてきて、 シローは唖然としながら愛機にそれをつかませた。 シロー「いや、そもそも宇宙用のビグ・ラングが大気圏を飛んでるのに驚かされてたんだが… なんだ、このギミックは…」 機体のサイズに対して、2機分と数こそ少ないが… ビグ・ラングはいまや立派なMSキャリアーとしての機能を備えていた。 マイ『はっはっは、兄さん。 乗り込むたんびに見覚えのないモニターや スイッチ・ボックスが増えてる恐怖はお分かりいただけますか?』 シロー「ちょ、おま…」 ノリス『…あー、君たちを疑うわけではないが…大丈夫なのかね、これは?』 マイ『今のところ、ヨーツンヘイムで行っているテストでは、不具合が出たことはありません』 ノリス『まるで、童話の妖精だな(苦笑』 マイ『主人が寝ている間に靴を仕上げてくれる、アレですか?』 シロー「やかましい妖精もいたもんだ…」 マイ『それじゃあ、出しますよ兄さん』 シロー「ああ、あまり無理して近付く必要はないからな」 マイ『実はIフィールドもあったりします。 …時間制限つきなので好きには使えませんが』 シロー「おい…」 ロックオン「ティエリアあたりは、信じねぇだろうなぁ、これ…」 敵機の位置を示すモニターから、次々と光が消えてゆく。 最初の光点の数も半端ではなかったが、それが消えていく様子もまたハンパではない。 ぶっちゃければ、やることが無い。 ロックオン「帰ろうかな、俺…」 オレンジ「ヨーナシ!ヨーナシ!」 ロックオン「うるせ」コツン オレンジ「アン!」 プル「暇」 プルツー「………」 そしてプルとは違った意味で半眼になっているプルツー。 ハマーン『今のお前たちを前線に出せるわけ無いだろう… 昼間あれだけはしゃいでおいて、まだ目を覚ましているほうが驚きだ』 プルツー「………」ピクッ 二機のキュベレイmk-Ⅱから飛び立ったファンネルが、一瞬で4機のデスバーディを打ち落とした。 ハマーン「(私が反応すら出来なかっただと?)」 プルツー『…ねむ……』クシクシ プル『暇』 東方不敗「さて、ドモン」 ドモン『はい、師匠』 東方不敗「うかうかしておると出番が無くなってしまいそうじゃが…行けるか?」 ドモン『ふっ! 少々の不調など… ましてや完全体でないデビル相手に不安などあろう筈がありません!』 東方不敗「ぬかしおったな、小童が。 ならば、ガンダム・ザ・ガンダムの力、示してもらおうか!」 ドモン『アレを?』 東方不敗「然ぁり!」 マスター・ガンダムとゴッド・ガンダムが並んでデビル・ガンダムに向き直る。 東方不敗「おのおのがた! 今より大技を食らわせる! ご注意めされい!!」 ジュドー「大技って…ひょっとして…」 ルー『あたしたち、直撃コース?(汗』 ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃える!」 東方不敗「悪を懲らせと轟き叫ぶ!」 ドモン「流派ぁ!東方不敗が」 東方不敗「最終奥儀!!」 ドモン「石・破!」 東方不敗「究極ゥ!!」 ドモン「天!」 東方不敗「驚!」 ドモン&東方不敗「「拳んんんんんんんん!!」 この日、最大の閃光と爆音が南の海に轟いた。 ドモン『コウ!』 シロー『行ってこい!』 コウ「コウ・ウラキ! ガンダムGP-03、行きます!!」 あと3~4回くらいかな?つづく。 「月が、見えた…」 猛烈なエネルギー塊―マッチョなオヤジが見えたことは心の棚に放り投げておく―を 遠浅のさんご礁に倒れこむことで回避したジュドーたちが顔を上げると、 海岸にたむろしていたデスアーミーはまさに壊滅状態だった。 ルナマリア「なんだ、あっけないじゃない」 海水をかぶり、猛烈な湯気を上げるオルトロスを持ち上げるルナマリア。 ジュドー『まー、東方先生なら、素手で粉砕するって話だからなぁ…』 ルナマリア「素手でって…なにを」 ジュドー『いや、だから、デスアーミー』 ルナマリア「はあっ? 素手で? モビルスーツを?」 ビーチャ『うんうん、信じられないのはよ~~~~く判ります。 いや、俺なんて自分の目で見ても信じられませんもん』 ルナマリア「見てって…ホントなんだ…」 モンド『俺たちが見たのは、ドモンさんと二人がかりで作業用MS吹っ飛ばした時ですけどねー』 ルナマリア「スーパー・コーディネイターもびっくりだわ…って!」 ざばぁ… 突然、さんご礁を砕きながらデスアーミーが現れる。 ルナマリア「ぅきゃーーーーーっ!!」 ごめしゃっ! 悲鳴を上げつつもジュドーがダブル・ビームライフルを向けるより、ルーがビーム・サーベルで 切りかかるより、早く一瞬の躊躇もなく、オルトロスの砲身でデスアーミーを殴り倒すルナマリア。 くの字に折れ、半ば千切れながら吹き飛ぶデスアーミー。 モンド『すげ…』 ルナマリア「ああっ! オルトロスのバレルが…」 あわてて曲がっていないか確認するルナマリア。 ルー『えっと、射撃が得意って、仰いました?』 ルナマリア「あたし? そーよ? 養成学校じゃトップだったんだから。 …レイと同点だったけど」 そして、格闘戦では一度もレイ・ザ・バレルに勝ったことが無かったのは、内緒。 エル『(その割には、外しまくってたよね、射撃…)』キュピーン ルー『(さっきの一撃なんでむちゃくちゃ堂に入ってたけど…)』キュピーン ジュドー『(つーか、そもそもシン兄の射撃、あそこまで酷くないぞ? どんなテストだったんだ…)』キュピーン 某総帥「圧倒的ではないか、我が軍は…」 などと言いたくなるほど優位な地上、空中部隊に対して、水中でデスネイビーを迎え撃つのは ソシエ・ハイムのカプル、バーナード・ワイズマンのザク・マリンタイプ、 そして刹那・F・セイエイのガンダム・エクシアの僅か三機。 しかもエクシアは高性能の汎用機とは言え、水中戦専用に作られた機体ではない。 激戦、そして苦戦は必至…かと思われた。 デスネイビーの背後から組み付き、喉元の装甲の隙間にクナイを突き立てる。 動力ケーブルやデータバスが切断され、デスネイビーが硬直する。 その隙を逃さずラジエターからジェネレーターまでを一気に貫く。 ゴウン… 水中での爆発はくぐもった重々しいものになる。 ゴゥーーン… ほぼ同時に、同じような爆発音が遠くから響いた。 ????「あちらも順調なようだ…」 海中で爆発したデスネイビーの影響で、海上には高々と水柱が突き立つ。 アムロ「随分ペースが速いな…あっちが刹那…なら、こっちはバーニィとソシエ嬢か? それにしては…むっ!!」キュピーン! ほんの一瞬、脳裏に閃く漆黒のガンダム。 アムロ「…なるほど、一夜で一パーセクを駆けると言うなら… まったく、顔ぐらいだせば良いのに」 微苦笑を浮かべると、アムロは意識をデビル・ガンダムに集中した。 あの男が来ているのなら、戦艦の守りは心配ないだろう。 ソシエ「あー、いーもの見ぃーつけた♪」 シロー『ソシエ? バーニィと海に潜ったんじゃ…』 ソシエ「ミサイル打ち尽くしちゃって、やること無くなったから上がってきたんです。 これ、お借りしますね?」 シロー『お借りって…ああっ!俺のロケットランチャー!』 ソシエ「にゃは~♪」 三本+二本爪のマニピュレーターを器用に動かし、Ez-8が地面に置いていた ウエポンカーゴから4連装のロケットランチャーを取り出すカプル。 ソシエ「カプルだってこれくらい使えます」 シロー『いや、ジオニック系のカプルじゃFCSの規格からして違う…』 ソシエ「えふ…? 良くわかんないけど、大丈夫ですって」 ロケットランチャーを頭の上にのせて、軽快に走り出すカプル。 そして180mmキャノンを使うにはちょうどいい場所を確保してしまったために、 動くことがためらわれたシローは、後を追うタイミングを逸してしまった。 シロー『ちょ…バーニィ! ロラン!』 GP-03デンドロビウムが空を翔る。 前回、シーマを救出する時に強行したハード・ランディングと、その後シャイニング・ガンダムに 跳ね飛ばされて海上に落着した悪影響はそこかしこに出ている。 せめてもの救いはメイン・スラスターを停止させていたことと、 ウエポン・コンテナがほぼ空だったこと。 前者はエンジンに不必要な負担をかけずに済み、後者はコンテナがフロートになって アームドベース・オーキスが沈没するのを防いでくれたのである。 そのため、多少の不具合はあるが、拠点防衛用として設計された重MA―建造当時の連邦軍にMAの カテゴリーが存在しなかったため、名目上はこれでもMSだが―は、機能的にはなおも健在だった。 ピッピッピッピッ… コウ「コイツの自重じゃ上からだと減速しきれない… やっぱり、行くなら下から強行突破しかないか…」 それには、数が減ったとは言えなおも出現し続けるデスアーミーと、ガンダム・ヘッドの群れを 突破しなくてはならない。 シュバルツ『突入路の啓開は任せてもらおう』 コウ「シュバルツさん! …どこに立ってるんですか…」 GP-03デンドロビウムの主砲、メガ・ビーム砲先端部に、ガンダム・シュピーゲルが 両腕を胸の前で組み、すっくと立っている。 シュバルツ『私があと1分…いや、30秒ガンダム・ヘッドどもを押さえていられれば、 と思うと、じっとしていられなくてな』 この、泰然とした男でも、後悔する事はあるらしい。 コウ「えっと、そういう意味で言ったんじゃないんですが…でも、すごく心強いです」 シュバルツ『ふ…行くぞぉ!!』 海面ギリギリの…地上効果が発生するほどの低空まで高度を落としたGP-03から、 ガンダム・シュピーゲルが飛び降り、目の前を走りだす。 コウ「あははー…(汗」 完調ではないとは言え、スロットルは全開。 速度計の表示もすごいことになっているのに、 二本の足で走るシュピーゲルはデンドロビウムの前を行く。 走りながら両腕のシュピーゲル・ブレードを展開。 シュバルツ「唸れ疾風! シュツルム!ウント!ドランクゥゥゥゥゥゥ!!」 颶風! 触れるものはブレードが、そこから発生するカマイタチが切り刻み、近付くものはなぎ倒す。 かつて第13回ガンダム・ファイトにおいて、かのシャッフル同盟すら苦しめた、 シュバルツ・ブルーダー最大最強の必殺技である。 シュバルツ『そらそらそらそらそらァーーー!!』 コウ「くそっ! 置いていかれてたまるかっ!」 ガンダム・シュピーゲルが血路を切り開く。 機体のサイズが違うため、完全にと言うわけには行かないが、残ったのはスピードに乗った GP-03ならば容易く弾き飛ばせる数だった。 デビル・ガンダム本体に迫るガンダム・シュピーゲルとGP-03。 デビルG「ウゴァアアアアアア!!」 コウ「シュバルツさん、下がって!」 ここに至り、デビル・ガンダム本体が初めて動いた。 全身の至る所に備えたビーム砲が一斉に煌く。 それはガンダム・ヘッドやデス軍団を巻き込みながら周囲に破壊をばら撒いた。 シュバルツ『むん!』 コウ「ビームは効かないっ!」 Iフィールドで弾けるビーム。 その閃光はGP-03のセンサーを、コウの目を焼くが、左手はスロットルを緩めない。 デビルG「ガアアアアア!!」 デビル・ガンダムの頭部―といっても、それだけでカプルなみの大きさがある― に備えられたバルカンが火を噴く。 ランタオ島ではシュピーゲルを粉砕した大口径砲である。 GP-03と言えど多くを受けて無事ですむ火力ではない。 距離にして約10Km。 標的がMSサイズとは言え、難度の低い距離ではない。 オレンジ「GNリュウシ、アッシュクカンリョウ…」 ロックオン「デュナメス、狙い撃つ!」 哮! だが、それを為してこそのガンダム・マイスター。 かくして、オーキスに数発の直撃弾を受けたものの、貫通弾は無く――― コウ「いっけぇええええええ!!」 剛!! GP-03は、デビル・ガンダムに激突した。 そしてその頃。 ガロード「月が、見えた…」 ゥヴァァァ…アレ、どーしよ… つづく。 南海の大激闘 ストーカー「さて、みなさん。 南海に浮かぶ風光明媚な島へバカンスにやってきたガンダム一家。 青い空、翠の海を満喫していた彼らの前に、闇に潜んでいたデビル・ガンダムが現れます! 兄弟たちの奮闘むなしく生体コアとして取り込まれてしまったシーマ・ガラハウ! 彼女を助けるため、ガンダムGP-03デンドロビウムを駆るコウ・ウラキは ガンダム・ファイター、シュバルツ・ブルーダーの手を借り、 デビル・ガンダム本体へと突撃を敢行したのです! さあ、コウはシーマを無事、助け出すことができるのでしょうか? それでは! ガンダム・ファイト! レディーーーーゴー!!」 エネルギーの取得と蓄積、そしてデス軍団を生み出すデビル・ガンダムの大部分は 未だ地中にあった。 地上に露出しているデビル・ガンダムの本体は、まだ一部である。 だが。 全長140m、本体重量230トンという、GP-03デンドロビウムも、 機体の“格”と言う意味では負けていなかった。 未だMFとしての片鱗を残している上体部を跳ね上げ、露出している基部をぐしゃりとひき潰す。 もちろんその衝撃は、オーキス、ステイメンの二重機体に守られているとは言え、 パイロットのコウにもまともに襲いかかる。 コウ「堪えろ…ガトーのタックルはこんなものじゃ…」 遠くなりかける意識を、脳裏のライバルを睨みつけることで繋ぎとめる。 デビルG「ウゴアアアア!!」 仰け反っていたデビル・ガンダムが上体を起こし、GP-03に掴みかかった。 コウ「うぉおおおおおお!!」 コウはクローアームを起動、逆にその腕を握り潰さんばかりの勢いで掴み返す。 東方不敗『うむ。 良い気合いじゃ』 ドモン「アイツ…いつのまにあんな…」 シュバルツ『彼も、お前とは違う世界で戦っている。 普段なんと言われていようが、魂は立派な戦士なのだよ』 東方不敗『兄を越える日も近いかもしれんのう』 ドモン「む…まだまだです、アイツは!」 兄弟たちもコウを支援するが、それでも手が回りきらないデス軍団やガンダム・ヘッドからの 攻撃がオーキスの装甲を削り取ってゆく。 すでにIフィールドは充分な出力を発揮できず、またガンダム・ヘッドの体当たりは易々と オーキスのフレームを捻じ曲げる。 一方で、デンドロビウムもデビル・ガンダムの右腕をクローアームでねじ切り、 体の上にのしかかりつつあった。 デビルG「ガアアアアアア!」 コウ『だああああああっ!!』 ジュドー「怪獣映画だな、こりゃ…」 コウ「捕まえたっ!」 左のクローアームが、デビル・ガンダムのわずかにMFとしての面影を残している上体部、 そのコクピット・ハッチを捉えた。 ギシッ…ギギィ… デビルG「ウゴォオオオ!!」 デビル・ガンダムが左腕でオーキスを殴りつけ、ウエポン・コンテナがへしゃげる。 だが、デンドロビウムもよろめき、メイン・スラスターを地面にぶつけながらも、 クローアームをはずさない。 コウ「シーマさんを…返せっ!」 ベキィッ!! MSすらはさみ潰すクローアームが、デビル・ガンダムのコクピット・ハッチを毟り取った。 コウ「!!」 デビル・ガンダムのそれは、標準的な、シンプルなコクピットだった。 シーマ・ガラハウはレインたちの予測通り、その中に在る。 直径1~2cmほどのケーブルが十重二十重と絡みつき、シーマを拘束していた。 そして、そのシーマはDG細胞に体を覆われ、鈍色の彫像を思わせる姿で直立していた。 ドモン『レインの時とずいぶん違うな…』 シュバルツ「あの時は、彼女自身にお前を拒絶する心があったからな」 キョウジとしての記憶も持つシュバルツは、ある意味でもっともDG細胞に詳しい男である。 東方不敗『そーか、お前はデビル・ガンダムを繰り出すほどに嫌われておったかw』 ドモン『あれは! レインが勝手に思いつめてしまっただけで…俺は何もしてません!』 シュバルツ「何もしなかったから、あの騒動になったんだがな。 それはさておき、今はコウ君だ。 ここからが問題だぞ、コウ・ウラキ…」 コウ「シーマ…さん…」 常に陽気に―あるいは不適に笑っていたその面には、深い悲しみしか見て取れない。 みしっ! ジュラルミンと合成樹脂で作られたコントロール・レバーが悲鳴を上げる。 コウ「キサマアアアア!!」 メイン・スラスターが、バーニアが、ミノフスキー・クラフト・システムが唸りを上げる。 それはあたかも古き竜の咆哮を思わせた。 ゼロ距離での突撃は、ついにデビル・ガンダムを押し倒し、そして、押さえ込んだ。 コウ「アンカー!」 サイド・パネルに作りつけられたボタンを殴りつけるように押し込む。 オーキスの至る所に設置された錨がロケットモーターで打ち出され、 大地にデビル・ガンダムを縫い止める。 デビルG「ガアアアアアア!」 コウ「MSを係留するワイヤーだ! 簡単には切れないぞ!」 アムロ『援護を!』 キラ「アスラン!」パキーーン アスラン「行くぞ!」パキーーン ミーティアのビームソードを起動、林立するガンダム・ヘッドに突入する二人。 立ち草を薙ぎ払う勢いであったが…斬りおとされたヘッド部分が口を開くと、 中からデスアーミーが這い出し、うねる首からはワイヤー状のDG細胞が噴出して、 よじり合わさって固まり、そして新たなガンダム・ヘッドになってしまう。 キラ「再生!?」 アスラン『ええい! 限が無いっ!』 ヒイロ『二人とも、うまくかわせよ』 キラ「ヒイロ?」 高空から速度に物を言わせてデスバーディーを強行突破したウィング・ゼロが、 ツイン・バスターライフルを左右に広げて構えた。 アスラン『ま、待てっ』 もちろん、そこで待つような“可愛げ”があるはずも無く。 ウィング・ゼロは回転しながらバスターライフルのビームを照射。 あたり一面を文字通り焼け野原へと変えた。 コウ「今のうちにっ」 装備を詰め込んだバッグ―ガロードが色々と押し付けて来た―を掴み、ステイメンのハッチを開くコウ。 真下はちょうどデビル・ガンダムの胸部だったが、傾斜が強い上に、 拘束を振りほどこうと暴れるデビル・ガンダムのせいで荒波に揉まれる小船のように揺れる。 コウはワイヤーリフトのグリップを左手で掴むとワイヤーガンを取り出し、慎重に狙いを定める。 ロックオン『こちらロックオン! 今、コウがデビルのコクピットにたどり着いた!』 エターナルのブリッジに歓声が弾ける。 メイリン「やったあ!!」 バルトフェルド「よーしよし」 ラクス「あとは、コウさんがシーマさんをお助けするだけですね!」 ダコスタ「それが一番大変だと思いますが…」 メイリン「あれ? 映像と音声、来ます。 …発信者は、ハロぉ!?」 Vハロ「ハロッ!」 二重反転ローターを備えたフライト・パックを装着し、ハロがガンダム・ヘッドや デス・バーディの監視網を潜り抜けて、コウの頭上数mの位置にたどり着く。 静粛性を考慮して作られたフライト・パックでもあったが、周囲では戦闘音に機械音があふれているため、 コウはまったく気付いていない。 ハロは“口”を開くと、高感度指向性マイクや増感望遠カメラなどを伸ばして、 デビル・ガンダムのコクピットを覗き込んだ。 ウッソ「よし! その調子だ、ハロ」 マイ「こっ、これはっ! ぜひ記録しておかなくてはっ!!」 嬉々としてコンピューターの操作を始めるマイ。 コウ「シーマさん!」 破砕跡も生々しいハッチからコクピットを覗き込む。 床から天井から壁から、DG細胞ケーブルはびっしりと延びており、シーマを底としたすり鉢状になっている。 コウ「う…」 中に入るにも、足の踏み場が無い。 コウ「シーマさんを踏みつける訳にもいかないし…」 ケーブルを切り落としてみようかと、バッグの中のナイフ―こちらはヒイロ供出の大振りのもの―を 弄るため、両手を持ち上げてひざ立ちの姿勢になる。 まさにその時。 デビルG「ゴアアアアア!」 デビル・ガンダムが一際大きな咆哮を上げると、身をよじった。 コウ「え?」 浮遊感。 コウ「ええええええっ!」 投げ出されたコウは、物理法則にしたがって、落下する。 あっという間に金属色のシーマが迫り――― ルナマリア「お♪」 メイリン「あ…」 ラクス「まぁ…(////)」 エル「おおっ!」 ルー「………よしっ!(握り拳」 しーちゃんぱんち! コウ「へぶうっ!!」 きりきりきりと、三回転半くらいしながらDGケーブルに頭から突っ込むコウ。 シーマ「いきなり何するんだい! こ、こういうのは、ちゃんと相手にお伺いを立ててから…って、おや?」 ぐー、ぱー。 シーマ「動く…」 コウ「シーマさん!」 がばっ!と身を起こすコウ。 さすがにラガーマンはタフである。 コウ「よ、よかった…」 うつむいたコウの頬から涙が落ちる。 シーマ「ああ、もう…大の男が簡単に涙を見せるもんじゃないよ」 コウ「でも…シーマさんが、生きてて…僕、僕はっ!」 苦笑を浮かべたシーマは、四つん這いでコウの傍へ。 そっ… 母鳥が雛を抱くような。 優しい抱擁がコウを包む。 シーマ「心配してくれたんだね…悪かったねぇ。 あたしは大丈夫。 大丈夫だから」 コウ「ジーマ゛ざん゛…」 シーマ「それと、迎えに来てくれてありがと。 やっぱりコウは頼りになるね」 コウ「シーマさぁぁぁぁん!!」 スマン、ラブコメに逃げた俺をチキンと罵ってくれ… つづく。 閃光、地に満ちて オペレーター「エターナルより入電! 坊主がシーマ様の救出に成功!」 乗員A「いよっしゃああ!」 乗員B「タリホー!!」 歓声が、リリー・マルレーン内を駆け巡る。 コッセル「てめぇら! 気持ちはわかるが、浮かれるのはシゴトを片付けてからだ!」 はしゃぐシーマ一家を、副長コッセルの怒声が引き締める。 コッセル「シーマ様に、ガキの使いもできないと失望させたくなかったら気ぃ入れろ!」 コッセル『聞こえてるか、924』 ホルバイン「あいよ」 コッセル『ようやくおめぇの出番だ。 シゴトは判ってるな?』 ホルバイン「撤退する友軍の支援。 俺たちのお家芸だろ、986?」 最初に敵陣に乗り込み、最後に敵陣から撤退する。 それが海兵隊の過酷さであり、そして、誇りでもある。 コッセル『ちげぇねぇ。 よろしく頼むぜ、兄弟』 ホルバイン「まかせろ」 ビーッ!ビーッ! リリー・マルレーンの下部ハッチがゆっくりと口を開く。 夜の海、夜の空はすべて闇の中にあり、まるで地獄への入り口のようだ。 コッセル『用意はっ!?』 ホルバイン「いつでも」 コッセル『とっておきを用意して待ってるぜ! ゼーゴック、投下ァ!』 ホルバイン「エントリー!!」 ガウン… 支持アームが開放され、モビルダイバー・ゼーゴックが夜の空へ放たれた。 ホルバイン「イィィィィィィヤッハアアアアアアアア!!」 アムロ「全員直ちに後退! いそげ!!」 オーキスを捨てたステイメンが、ターンエーに回収されたのを確認したアムロは、 SFSセッターの高度を下げた。 ????『何かあったのか?』 レーザー通信、発信者不明… アムロ「目的は達した。 あとは仕上げだけだよ。 君も早く下がってくれ」 ????『…わかった』 アムロ「来てくれて助かった。 赤い御老の差し金かい?」 ????『黄金の姫よりの言伝だ。 あまり騒動を起こすな、と』 アムロ「確かに賜った。 好き好んでトラブルに巻き込まれているわけじゃないんだけどなぁ…」 ソシエ「このまま逃げるの? ほっとくとまずいんじゃないの? デビル・ガンダムって」 海面上を滑走するカプルのハッチから乗り出したソシエが叫ぶ。 ロラン『僕たちはシーマさんを助け出せればそれでいいんですよ、お嬢さん。 あとは…来たっ!』 雷鳴を思わせる、衝撃波を伴った飛行音を轟かせ、ゼーゴックが接近―と言うよりは落下してくる。 あっという間に再生し、再び数の揃ったガンダム・ヘッドとデス軍団の砲撃がゼーゴックを狙うが、 鈍重そうな見かけに反して、天に向かう雨の様に打ち上げられるビームをことごとくかわす。 ソシエ「えっ? あれ、人が乗ってるの?」 FCSが兵装の使用を促すが… ホルバイン「うるせぇ。 こんな上空からばら撒いたんじゃ、散布界が広くなりすぎるだろうが」 マイ『ホルバインさん! 攻撃を!』 ホルバイン「爺さんが言っていた。 銛は、獲物の目が覗きこめるくらいに引き寄せてから、放てってな!」 ゼーゴックはコンテナを展開すると、ビームかく乱幕、発煙弾、フレア、閃光弾、チャフ、デコイ… ありとあらゆる欺瞞兵装をばら撒く。 超音速での対地攻撃でありながら、そのほとんどはデビル・ガンダムとその周辺に集中した。 デビルG「ウゴアアアアアア!!」 すべてのセンサー機能を奪われたデビル・ガンダムは、全方位に拡散ビームによる砲撃を行うが、 念入りにばら撒かれたかく乱幕によりそのすべては無効化される。 それすら、デビル・ガンダムには知覚できない。 デビルG「ガアアアアアアア!!」 生体コアを失い、その一方でシーマが押さえつけていた「自己進化」プロセスが自由を取り戻す。 かくして、己の内に抱え込んだ相克するシステムが暴走。 デビル・ガンダムは、すでに“ガンダム”としての形態を失いつつあった。 ダイスケ「勝ちました、な」 偽ディアナ「道行きは、九十九里を以って半ばとす、と言います。 あまり油断をなさいませんように」 ダイスケ「む。 確かに気が緩んでいたかもしれませんな。 総員、全天観測! これ以上余計なイレギュラーを増やすなよ!」 メイリン「全機安全圏への退避を確認しました!」 ラクス「バルトフェルドさん」 バルトフェルド「承知しております。 ダコスタ君、発光信号弾用意、赤三つだよ」 ダコスタ「了解。 発射管制室!」 闇夜に煌く赤い三つの信号弾。 電波状態の悪い地域で良く用いられた“バルチャーサイン”である。 そして、その意味は、「攻撃せよ」 ガロード「へへー、コウ兄、やるじゃん… んじゃ、次はこのガロード様の番ってわけだな」 ガロードが、右手のGコンにあるスイッチのひとつを、親指で弾いた。 ソシエ「あ、あれ、何? すっごい綺麗…」 東の空に、鮮やかな青い光が一条。 水平線から、天頂に向かって伸びている。 ロラン「月のマイクロウェーブ施設からの、照準用レーザーです。 ガロード…」 アムロ「すまん、ガロード。 俺たちは、また、お前に重荷を背負わせようとしている…」 ティファ「ガロード…」 デビル・ガンダム直上、高度二万m―― ガロード「マイクロウェーブ、くるっ!」 ザアアアアア…… 本来、マイクロウェーブが投射されたからといって、音が聞こえたりはしない。 だが、月の発電施設から発射されるマイクロウェーブは、一つの都市に丸ごと電力を供給できるような、 そんな膨大な出力を持っていた。 空気中の水蒸気が叩かれ、また、ガンダム・ダブルエックスの装甲が叩かれ―ガロードの居る コクピットの中には、雨で打たれたような音が響く。 背部に展開された三対六葉のリフレクターがマイクロウェーブを受け止め、電力へ変換する。 発生する余剰熱は、それだけでラジエター・プレートを黄金色に輝かせ、 星空の中にダブルエックスの姿を浮かび上がらせた。 プル「あ、ダブルエックス!」 プルツー「綺麗…」 ハマーン「あれが、スペースノイドにとって忌むべき存在…だが…」 サブモニターに表示される、充電状況を示すゲージが満たされてゆく。 普段の兄弟喧嘩で使うような、10%にも満たない出力などではない。 正真正銘、問答無用の全力射撃―― 島に住んでいた動物たち。 周辺の海に棲む生き物たち。 すでにDG細胞に汚染され、ほとんどが命を落としているだろう、とは言われたが、 心はあまり救いを感じてくれない。 ガロード「お?」 カタカタカタ… Gコンを握る腕が、ペダルに置かれた足が、小さく震えている。 ガロード「へへへー、ジャミルもこんなので、よく戦争する気になったよなぁ…」 精一杯の空元気。 ゼーゴックの投下した閃光弾のお陰で照準はすでに固定済み。 後は引き金を引くだけ。 ガロード「ティファ…見てるのかい?」 ティファ「ガロード…私はここにいます。 あなたと共に…あなたの行く所に…」 NT能力など必要ない。 ティファは、ガロードが傷つき、それでもなお立つことを知っているから。 それがどれほど辛い道であろうとも。 彼は、笑って側に居てくれる。 自分はただ、彼を信じていればいいのだ。 ピピッ! チャージが完了したことを、短い電子音が告げる。 ガロードが眦を決して顔を上げた。 震える手は無理やり押さえつけた。 今は、撃たねばならない時だから――― ガロード「ツイン・サテライトキャノン! いっけぇえええええ!!」 次で、一応終り、かな? 後日談ネタが一本ありますが。 つづくー。 終劇 払暁の光りを受け、連邦軍太印連合艦隊の船が輝く。 数え切れない艦船に囲まれ、ホエール、エターナル、リリー・マルレーン (と、ゼーゴックを回収したビグ・ラング)は静かに波間に漂っていた。 アムロ「やはり連邦軍が…」 シャギア『それはあまり正確ではないな、ニュータイプ。 あくまでこれは連邦軍の一士官…そうだな、Iとでも呼んでおこうか。 この男の私的な活動であって、軍そのものの行動では無い』 バルトフェルド「詰め腹、と言うやつかい?」 シャギア『いえ、正真正銘、この、権力欲に取り付かれた哀れな男の仕業ですよ。 あるいは、上層部の人間に匂わせるような言動はあったかも知れませんが』 ラクス「その方は今どうなさっておられますの?」 シャギア『少し前の横領事件に絡んでの事で…どこだったかな、オルバ?』 オルバ『確か、一兵卒に降格の上、シベリア基地に配属になってた筈だよ。 もちろんとっくにプリベンターが身柄を拘束したはずだけど』 アムロ「知り合いなのか?」 シャギア『不本意ながらな』 オルバ『でなきゃ、僕たちがこんな制服を着てるわけないじゃないか』 ホエールの会議室モニターに映っているフロスト兄弟は、プリベンターの制服を着ていた。 ゼクス「なかなかお似合いだと思うがな。 どうだ?ワンポイントじゃなくて、正式契約というのは」 シャギア『冗談でもやめてくれ…』 オルバ『僕たちは身軽な生き方が性に合ってるんだよ』 ディアナ「その…Iという方がしたことを、連邦軍は把握していなかったと?」 シャギア『そう言う事です。 その男はかつて諜報統括官を勤めていたせいで、あまり叩く訳には行かなかったようです』 オルバ『叩きすぎると、落ちちゃいけないホコリまで落ちかねなかったからね』 バルトフェルド「なんとまぁ…」 シャギア『その男にとっても、隠し持ったデビルは復職のための切り札だったようですし』 オルバ『まさか、その隠し場所が売りに出されるとは、思っても居なかったみたいだけどね。 天網恢恢、疎にして漏らさずという所かな?』 シャギア『だが、連邦軍の規模と予算の縮小に、あの男の横領事件も無関係ではない。 結局、奴は自分の首を自分で絞めたのさ』 オルバ「(なんともつまらない結末だね、兄さん)」 シャギア「(まったくだ。奴を失意と絶望の底に叩き込むのは私たちの楽しみだったのだが…)」 アムロ「それで、連邦軍の対応はどうなるんだ?」 シャギア『詳しいことはまだレディ・アンの折衝が終わらなければなんとも言えんが… とりあえず、復職したジョン・コーウェン中将が対デビル対策の指揮を執ることになりそうだ』 一方。 ドズル「離せ~! ワシはミネバの元へ行くのだ~~!!」 マシュマー「だ、だからといって、ヨルムンガンドは危険すぎます!」ズルズル ランス「幼稚園に向かう時とは距離が違うのです!」ズルズル ニー「いかなドズル様とて、再突入に等しい高度では、御身が!」ズルズル ゴットン「ただいまガウの用意をさせておりますので、今しばらくお待ちください~~」ズルズル ドズル「ふん!」 ガザの嵐隊「「「うわああ~~~」」」 ゼナ「もう、あの人ったら、ミネバの事になると見境が無いんだから… キャラ、例のものを」 キャラ「はっ、こちらに」 差し出された大振りの金槌―脇に2Kgと書かれている―を受け取ったゼナは、それを大きく振りかぶる。 ゼナ「えいっ!」 投げ放たれた金槌は綺麗な放物線を描き― ガン! ドズル「ガッ!」 ドサリ。 ゼナ「ふう…」 キャラ「お見事です」 デギン「やじゃい!やじゃい! ワシはミネバたんを迎えに行くんじゃい!」 ガルマ「気持ちは判りますが、バウの操縦などできないでしょう父上!」 バウの足にしがみつくデギンと、それを引き剥がそうと奮闘するガルマ。 ゼナ「キャラ?」スッ… キャラ「はっ」パシッ そして、ザビ邸の滑走路で回航されてくるガウを待つ二人。 ギレン「そういえば、グレミーはどうした?」←アロハ キシリア「…夕べから姿を見ていませんね」←サマードレス アウル「スウェン!ノワール貸せ! おっさんのウィンダムでもいい!」 ネオ「おっさんじゃねぇ!」 スウェン「…すぐ朝飯だ。座れ」 アウル「飯なんて食ってる暇ねぇ!ステラがっ!」 スウェン「座れ」 アウル「う…」 スティング「アウル、いいから座れ」 スウェン「今、マリューが昔のツテで情報を集めてる。 動くのはそれからだ。 その後ならノワールを貸してやる」 アウル「ホントか!」 ネオ「おいおい、お前はどうするんだよ。 向こうにはセレーネ、いるんだろ?」 スウェン「?」 オルガ「だから、なんでそこで不思議そうな顔を」 クロト「鈍・感!」 スウェン「飯だ。 今日は味噌を変えてみた」 ネオ「おお~これぞ日本の食卓! アウル、お前にはおれのウィンダムを貸してやる。 スウェンはスティングとアウルに付き合ってやれ」 スウェン「俺が? …わかった」 ネーナ「せ っ ち ゃ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ん !」 ドップラー効果↑ ミハエル『くっ! ツヴァイが置いて行かれる!?』 ヨハン『まてネーナ! 一人で先走るな!』 ギニアス「ふははははは! 良い機会だ!戦のドサマギで彼奴を亡き者にしてくれる!」ゴゥ… ボーン「…よろしいのですか?」 ユーリ「奴のアプサラスⅡが向うにたどり着けるなら、放っては置かんがな」 ボーン「はぁ…」 ザビーネ「店長、連邦政府が関係者輸送のシャトルを回してくれるそうですが…」 鉄仮面「私は…行けん…」 ドレル「父上!」 ザビーネ「何故です! 仕込みも終わっていますし、店は私一人でも…」 鉄仮面「ザビーネ君、君のパン職人としての技量を疑う訳ではない。 だが、私はこの店の店長なのだ。 その私が身内の事でおいそれと留守にできる筈がなかろう」 ドレル「父上…まだそのような事を… そんなわがままのせいで、俺や…いや、俺のことはどうでもいい! セシリーが、幼い頃からどれほど傷ついてきたと思ってるんです!」 鉄仮面「お前たちにはすまなかったと思っている。 私が掲げる朝パン主義の、最大の被害者はお前たちだろう… だが!私はやり遂げねばならぬ! 一人でも多くの人々に朝パンのすb」 がんがんがん! 鉄仮面「………」 ザビーネ「店のほうですね…」 ドレル「なんだ…うわっ!」 主婦A「あら、ドレルちゃんごめんねー、今日、ウチの宿六がカロッゾさんとこのパンが食べたいってー」 主婦B「ウチの子もなのよー」 主婦C「というわけで、アンパンとジャムパンと、クリームパン。 あ、チョココロネも…」 ザビーネ「ちょっ、まだ、開店時間では…」 主婦D「あーら、そんな冷たいこと言わないでよ、ザビーネちゃん」 主婦E「ウチは食パン十斤もらえる? 子供たちがハイキングに出かけるって…」 やいのやいの。 かくして、カロッゾパンはこの日、大挙訪れた主婦軍団の前に、開店前に売り切れるという 前代未聞の記録を残した。 波が引くように引き上げる主婦軍団。 カロッゾは深々と頭を下げて、彼女たちを見送ったのであった。 エルヴィン「姉さ…うわぁ…」 姉の部屋に踏み込んだはずのエルヴィンを迎えたのは、猛烈な酒と吐瀉物の匂いだった。 洗面器を抱え、濁りきった目を弟に向けるモニク。 エルヴィン「姉さん、大丈夫…じゃ、ないみたいだね…」 そのまま後ずさり、部屋の扉を閉めるエルヴィン。 エルヴィン『母さん、姉さんはダメっぽいよ…うん、マイさんの方は僕が行って来る』 ドア越しに聞こえたその声を、理解する判断力があったかどうか… 彼女の幸せまでの道のりは、まだまだ遠いようである。 合掌。チーン 夏の長い陽が沈み、磐梯市にも夜が訪れる。 『メイド喫茶S M』 昼間の激務――この日はなぜか軽食を取りに来る客が多かった――のために、 カウンターに突っ伏して居眠りをしてしまうマリナ・イスマイール。 窓から差し込む青い月明かりが佳人を照らす。 それはとても幻想的な光景で―――刹那は訳もわからず見惚れていた。 マリナ「ん…」 刹那「!!」 マリナ「すぅ…」 何故か無性に逃げ出したくなったが、放り出して行くのもまずい。 女性の被害がほぼ皆無とは言え、音に聞こえた変態の闊歩する町である。 刹那はバッグの中からタオルケットを取り出して肩にかけようとする…のだが、上手くいかない。 ずり落ちたり、肩まで届かなかったり… 刹那「(アムロ兄さんならうまくできるんだろうが…)」 マリナ「………♪」 刹那「っ!!」 気がつくと、嬉しそうな笑みを浮かべたマリナと目が合った。 刹那「起きて…いたのか…」 マリナ「たった今、ね。 そっか、寝ちゃったのか…んーーー!」 痩せた体をしならせて伸びをする様は、どこと無く育ちのいい猫を思わせる。 マリナ「刹那の方は早かったのね。 スメラギさんからあと何日かかかるって聞いたけど?」 刹那「GN粒子にはDG細胞の活動を阻害する作用があったらしい。 俺とロックオン…あと、フェルトとクリスは検疫がすぐ終了した。 だから、アムロ兄さんから先に帰るように言われた」 マリナ「大変だったみたいね」 刹那「それほどでも無い。 ガロードが少し落ち込んでいたが…あいつはガンダムだ。 すぐに元気になるだろう」 マリナ「そっか…でも、無事でなによりだったわ」 そこまで言って突然笑い出すマリナ。 刹那「マリナ・イスマイール?」 マリナ「まだ、言ってなかったのを思い出したの」 刹那「?」 マリナ「おかえりなさい、刹那」 おわり。 ガンダム一家、南へ・番外/ザ・デイ・アフター 月明かりの下、夜の海にゆっくりと、巨大な影が浮き上がる。 ブーン「灯火管制。 隠密航行中だという事を忘れるな」 マッドアングラーの司令塔を上りきったブーンが喉もとのマイクに指示を出す。 シャア「何も見えんな…」 グエン「やれやれ、空気がこんなに旨いものだとは思わなかったよ。 くどいようだが、本当にほかに手段はなかったのかい?」 シャア「航空機や水上船ではアムロに気取られる。 フィンファンネルで海の藻屑になりたかったか?」 グレミー「僕は御免ですよ。 お二人と違って僕は繊細なんです」 グエン「しかし…いくらなんでも三日はかかり過ぎじゃないか? 僕がローラを想わない時は一秒だってないと言うのに、もうずっと会ってないんだぞ?」 グレミー「僕だってそうですよ…ルーさ」モガッ シャア「馬鹿者っ」 グエン「ここまで不自由に耐えたのは何のためだっ」 カッ! シャア「!!」 グエン「うわっ!」 グレミー「え?」 突然四方から浴びせられるサーチライトの光。 ジェーン『不審船に告げる! 貴船は我がMS隊により完全に包囲されている!』 甲殻を背負ったような、青いガンダムが水上に上半身を乗り出すようにマッドアングラーの 鼻先をふさいでいた。 グレミー「女性の声ですね」 シャア「フォビドゥンブルー? 連邦軍のインド洋艦隊がなぜ…」 ジェーン『全乗員は武装解除の上、両手を上げて甲板へ出ろ! 指示に従わない場合はテロリストと断定して撃沈する!』 グエン「なっ…いくらなんでも即刻撃沈とは乱暴すぎるだろう!」 至極まっとうな抗議の声を上げるグエンであったが―もちろんそんなものは無視される。 ブーン「社長、いかがなさいますか? 私としては、両手を挙げるのにやぶさかではありませんが…」 シャア「当然、一連邦市民として軍の皆さんに協力を…」 そう言うシャアの右手に、手品のようにスプレー缶に似たモノが現れる。 ブーン「耳をふさげっ!」 マイクに向かって叫ぶブーンと、安全ピンを引き抜いたシャアが、 スタングレネードを投げ上げるのはほとんど同時だった。 バン! 強烈な閃光と轟音が、ブルーとディープのフォビドゥンのカメラとソナーを麻痺させる。 シャア「するわきゃねーだろ! この○○○がー!!わーっはっはっはっは!!」 下品なしぐさで下品な台詞をはき捨てる、世が世なら王子だったかもしれない人。 ブーン「急速潜行!!」 グレミー「め、目がー目がー!」 グエン「きゅう…」 フォビドゥンブルーを跳ね飛ばし、ディープフォビドゥンのトライデントをかいくぐり、 マッドアングラーは海面下へと突き進む。 ブーンがグエンの襟首を掴み、シャアがグレミーをハッチの中へ蹴り落として、 マッドアングラー艦内へ飛び込む。 シャア「くそっ、スーツが台無しだ…」 ブーン「良かったんですか? 連邦軍を敵に回しますが…」 シャア「ただでさえ我が社のイメージが傷ついているんだ。 この上さらにゴシップ紙を賑わすのは避けねばならん」 ブーン「(だったらこんなことやらなきゃいいのに…)」 シャア「なにか?」 ブーン「あ、いえ…」 グレミー「島が、消滅?」 グエン「デビル・ガンダムとは…去年のガンダム・ファイトに現れた、アレかね?」 キャリオカ「先ほど更新したニュース情報です」 隠密行動中の潜水艦はアンテナすら海上に出さないため、マスメディア情報から隔離されてしまう。 世界中を騒がせまくった『デビル・ガンダム再び!』のニュースを彼らが知ったのは 三日も過ぎた後だったのである。 シャア「連邦軍が新兵器を用いてこれを殲滅、か…連邦軍の現有戦力でデビルを何とかするのは無理だな。 月光蝶…では被害がこの海域全体に及びかねんが…」 グレミー「ツイン・サテライトキャノンは、一撃で人工島を消滅させたと聞いています」 グエン「島を、消滅だって!?」 シャア「日登町で使う時は、かなり手加減してくれているがな。 サテライトキャノンとは本来それくらいの破壊力はあるものなのだよ」 グエン「そんな危険な力を、あの少年が…」 シャア「なぜそこで目を輝かせる」 “それ”は歓喜していた。 天からの火は彼のほとんどを焼き尽くし、わずかに残ったカケラさえ、“敵”は見逃さなかった。 それでも、かろうじて残った、砂粒よりも小さい自身をかき集め、思考力を取り戻せるようになるまで三日。 “それ”の眼前―もっとも、今の彼に視覚は無いが―には、新たな肉体を構成するのに適した素材と、 それを成すに足るだけの核融合炉を備えた“獲物”がいる。 変温層の境界に漂う“それ”は、“獲物”を捕らえるために大急ぎで体をかき集めた。 全長2mほどの、サメに似た体を作り上げた“それ”は、無音潜行で海流に漂うマッドアングラーに 喰らいつこうと身をたわめた。 その時である。 ピン! マーシー「下方より探信音!」 コノリー「下からだとぉ!」 ブーン「両舷最大戦速! 狼が来るぞっ!」 シャア『ブーン! 私はズゴックで出る!』 マーシー「ロケット推進音!アスロックです!」 “それ”は焦った。 “獲物”の熱量が増大する。 移動されては今の体では追いつけない! 鰭で水を蹴り、飛び出した瞬間―― ドスッ! スーパー・キャビテーションの超高速で水中を疾走した銛が、“それ”を貫いた。 銛は貫通すると穂先を解くように広げ、“それ”を包み込んでしまう。 誘導魚雷のシーカー音、射出されたデコイの声、推進音、爆発音が静かだった海中をかき回し、 その音は人間たちが知ることはなかった。 身をよじる“それ”を捕らえたワイヤーが海底へと引き込まれ… バクン! ガンダム・ヘッドが“それ”をくわえ込んだ。 デビルG「ウゴー(うげー、まじぃ…)」ゴーリゴーリ 鈍い咀嚼音を立てながら、海底の闇へ引き込まれるガンダム・ヘッド。 デビルG「ウゴゴ(なんだよ、この強制コードのカタマリは…)」ボリボリ Gジオング「グガー(あら、何よ、あんた自分で見つけちゃったの? せっかくDG細胞味わえるチャンスだと思ったのに…)」 デビルG「ウゴ!(てめ、そんなこと考えてやがったのか!)」 Gジオング「グガ…(はうっ、しまった、つい口が滑っちゃったわ… な、何よ、あんただってガンダミウム狙ってるくせに!判ってんのよ?)」 デビルG「ウゴッ!(ぎくっ! くそ、相変わらずカンの鋭いオカマだな…)」 Gジオング「グガー!!(ちょっと!今なんて言ったの!? オカマ?オカマですって? あたしはゲイよーー!!)」 ハロ「ハロ…(やれやれ、今日も賑やかになりそうだな… マスター、カクランマクの79年もの、あるかい?)」 ザクレロゲート「ゲート閉めていいレロ?」 アムロ「ダイクン社、インド洋に優良なレアメタル鉱脈発見?」ガサガサ マイ「ほほう、逆風続きのダイクン社には久々にいい話ですね」 アムロ「ふむ。 ストップ高か…ナナイも一息つけるだろうな。 何?社長自ら?」 シロー「は? なんですって?」 ギンガナム「そういえば、あの変態…最近、顔を見ておらんのである」ムシャムシャ キラ「僕の、朝ごはんー…むにゃむにゃ…」 ロラン「キラ、いい加減目を覚ましなさい」 シン「あ、俺が食い終わるまで待って」ガツガツ アムロ「そうか、アイツも偶には仕事するんだなぁ…」 ロラン「アムロ兄さんの、偶のお休みはあんな事になっちゃったのに…」 アムロ「そうか、アレは奴がまじめに仕事をしたからだなw」 トレーズ「ふむ…兄を気遣う弟と、心配させまいと笑ってみせる兄…美しい…実にエレガントだ…」 ギンガナム「おおトレーズ! 貴様もロランの朝飯を食いに来たのか?」 トレーズ「いや、済ませて来たのだが…家人の進めでは断れんな。 ロラン君、目玉焼きは固めでお願いできるかな?」 ロラン「はいはい(苦笑」パタパタ… シン「食うのかよ!」 ウッソ「て言うか、ギンガナムさんは家族じゃ無いしっ!」 ガロード「いや、そもそも、トレーズさん、いつの間にちゃぶ台に…キャプテン?」 キャプテン「…すべての監視システムは、異常を感知していない」 ヒイロ「気にしたら負けだ。 アレはそう言うイキモノだと割り切れ」ムグムグ アムロ「それで、突然の来訪は何の用だいトレーズ。 まさか本当に朝食を集りにきた訳じゃあるまい?」 トレーズ「…はっ! そうだった…この私をして忘我の境地に…また腕を上げたね、ロラン・セアック…」 セレーネ「それはもういいから」 トレーズ「うむ。 実は、“エメラルドの島”が残念な事になってしまって困っていたのだが、 連邦軍から、改めて演習場にしていた島を一つ譲ってもらえる事になったのだよ」 ロラン「へぇ…それはよかったですねぇ」 ジュドー「やっぱり、レディさんが巻き上げたんかな?」ヒソヒソ ヒイロ「当然だな…」ボソッ トレーズ「そこで、先日の罪滅ぼしもかねて、もう一度皆さんをご招待したい。 今度の島はなかなか良物件でね。 演習場とは名ばかりで、一部連邦軍高官が別荘地にしてたほどの絶景なんだ。 設備建設の手間がかなり減らせそうだよ」 カミーユ「おいおい…そんなで良いのかよ連邦軍…」 シーブック「マフティーの気持ち、ちょっと判っちゃったかも…」 トレーズ「と言うわけで、私の招待を受けてもらえるかな?」 アル「またお出かけ?」ドキドキ シュウト「海!」ワクワク アムロ「…俺はもうしばらくは、纏まった休みが取れそうにないんだがな…引率は誰かに頼むか」 シン「それじゃあ…」 アムロ「トレーズ、ご好意は喜んで受けさせてもらおう」 兄弟たち「「「やったーーー!!」」」 ギンガナム「ガンダムさんちの夏は、まだこれからのようであるな!」 おわり。 フレイ「今だから言える! うらばなしー♪」 サイ「えーっと、これ、書いてる人からフレイに渡してくれって」 フレイ「メモ?私に? なんだろ…えー、『ガンダム一家、南へ』のシリーズは、 フレイが…私? 私が…ヒロインの予定でしたぁ!!? ちょっと! 私聞いてないわよ! これどういう事よ! サイィィィ!!」 逃走中のサイ「俺も詳しいことは知らないよぉぉ…」 フレイ「こんなメモ受け取っといて、知りませんでしたで済むわけないでしょおおおおお!!」 トール「はや…」 ミリアリア「あ、これがそのメモね…なになに? もともと黒フレイを浄化するための話の予定でした?」 トール「黒とか浄化とか、穏やかじゃないなぁ…」 ミリアリア「いざ書き始めるとフレイがホントに動いてくれなくて、どうしようかと思っているうちに、 シーマ様の反響がびっくりするぐらい大きかったのでヒロインを差し替えました」 トール「part27の 210- 216あたりだね」 ミリアリア「シーマ様は、『フレイを怒鳴りつけることのできるキャラ』と言う事で出しましたが、 動かしやすい上に、こんなに人気者とは思わず… 結果的には入れ替えて良かったと思っています。 だって」 トール「助演女優が主演を喰っちゃうって話は聞いたことあるけど…」 ミリアリア「フレイ、出番すらなかったもんね…」 トール「あ、そういえば、ミリィはちょっとだけ出番あったよね!」 ミリアリア「うーん、アレも、フレイを出すための伏線だったのかなぁ…」
https://w.atwiki.jp/touhudaou/pages/59.html
《ゴールデンカムフォーゲル》効果モンスター ★4・風属性・鳥獣族・ATK 1800 DEF 1800 このカードをリリースしてアドバンス召喚、またはこのカードを素材にしてシンクロ召喚やエクシーズ召喚に成功した時、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。 上級モンスター召喚で発生するダメージ効果は大した事はないが、自身もそこそこの攻撃力を持っているので主力にもなる。リリースしたついでに相手にダメージを与えたといえば得したといったところか。 ただ攻守の数値が共に高いので、1500や1000を基準にデッキからサーチするカードの恩恵を受けられないのがデメリットか。
https://w.atwiki.jp/macrossaf/pages/174.html
VF-22S シュトゥルムフォーゲルII マックス機 VF-17の後継機である特殊任務用可変戦闘機。 青をパーソナルカラーとするマックス機。(ゲーム内情報より) 性能 チューンpt 25146 HP 2200/6700 射撃防御 31/50 格闘防御 27/58 スピード 49/78 ブースト 62/97 バランサー 45/68 旋回 50/75 レーダー性能 46/87 兵装 名称 威力 命中 連射 有効範囲 弾速 リロード 弾数 ガンポッド 100/124 38/68 6-7 35/50 32/47 40/60 143-180 マイクロミサイル(連射・ブラスト) 115/131 21/49 1 32/57 35/57 44/76 37-48 レーザービームガン 206/267 28/53 3-4 24/39 47/62 29/44 12-14 ピンポイントバリア 512/649 - - - - 18/62 - ピンポイントバリアパンチ 538/753 29/54 - - - - - SPA:全弾発射 機体特徴 スーパーノヴァ計画で次期主力の座を逃したYF-21をマイナーチェンジした機体。 SPAが突撃で無くなったり、YF-21と比べて限界チュ-ンポイントが少し減っていたりする。 そしてマックス機お約束の機動性と射撃面向上、防御面の弱さが分かる機体。 バトロイドではガンポッドが1丁だが、何故かファイターモードでは2丁マウントされている。そして両方から発射されている。 ファイター ガウォーク バトロイド ファイター時に尾翼の白いラインが消えている。ミリア機も同様。 -- 名無しさん (2008-10-30 12 13 20) 本来ガンポッド(ウエポンベイ)の形状はYF-21とは異なる。そのタイプだと手持ちのガンポッドはマウント出来ないと思うんだが劇中でマックスはしっかり手に持って撃っていた気がする。どこにマウントしていたんだろう。 -- 名無しさん (2008-10-30 13 10 38) この機体のカスタムカラー1は、マクロスダイナマイト7のガムリン機 -- 名無しさん (2008-11-01 17 32 23) EXを全部S以上でとったら何か貰えるのでしょうか? -- まくろす (2008-12-03 22 36 43) 満足感を得ることはできるが… -- 名無しさん (2009-02-04 23 21 12) 気のせいか、この機体YF-21より一回りでかい気が・・・。 -- ネズミ花火 (2009-03-31 13 12 13) 名前 コメント